150食目 〇んねん

7月に続き、8月は石狩の野外音楽フェスに参加した。初日は人気のアーティストが歌う怪獣の曲で観客の熱量が最高潮に。2日目は昨年11月に亡くなった、唯一無二のロッカーを追悼するステージに涙腺が崩壊した。心底楽しみ全てのステージが終わった日曜の朝、当然真っすぐ帰る気にはなれない。11時過ぎにテントを撤収し、札幌へ寄り道。連れに運転を任せ飲み続けていたので、ちゃんとしたご飯を食べることにする。

肉の気分と検索を始めたところ、厚別に魅力的なステーキ店を見つけた。それが今回の「〇んねん」だ。コスパの良いランチメニューが土日も注文OK。自分はカットステーキ、連れはハンバーグを選択。ライスは特盛400gまで追加料金無しと気前が良い。双方特盛で注文した。

提供が早く数分で料理が運ばれてきた。大ぶりの皿にカットされた肉がゴロゴロと載っている。野菜もかなりのボリュームだ。備え付けのステーキソースをかけて一口。脂の甘味と適度な歯応え、心地良い牛の風味が肉質の良さを物語る。口一杯にライスを頬張り、喉越しを楽しむ。連れのハンバーグを一口。肉汁が溢れ出し、これまたライスが加速する。ほどなく連れが満腹だと言うので、ライスを半分ほど引き継ぐ。肉本来の旨味と、甘口系のマッチしたソースで勢いが止まらない。15分程で全ての皿が綺麗になった。食後にセットのアイスコーヒーを頂き大団円。

会計時、リストバンドや派手なTシャツのせいで、若い店員さんから「〇イジングの帰りですか、羨ましい!」と声をかけられ、ちょっとした優越感。来年も抽選に当たって同じルートを辿りたい。

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