157食目 大〇フーズ
春の陽気に誘われ、気ままな道東旅に出かけた。道中で芝桜が有名な東藻琴へ。休憩がてら道の駅に寄ると、隣接した「大〇フーズ」という看板を目にする。何気なく近づくと、すれ違うお客さんのほとんどがホットドックを持っている。そこで入店前にSNSで情報取集。すると自家製ソーセージを使った、ホットドックが有名なお店と判明。そのまま店内へと歩を進めた。
中はお洒落なカフェのような造り。テイクアウトが多いのか、イートインスペースは少なめな印象だ。メニューを見るとホットドックの他に、ピザやパスタの文字が躍る。しかしここは人気のホットドック一択だ。5種類ある中から、スタンダードを味わうためにプレーンドックをチョイス。カフェスペースで座って待つこと10分。笑顔の店員さんから、ケースに入ったホットドックを渡された。急いで車に戻り実食開始。
パンより大きくはみ出した、太く長いソーセージ。上にはケチャップとからし、フライドオニオンがちりばめられている。まずは端から一口。パリッとしたソーセージから、肉汁が溢れ口の中に広がる。想像以上に上品で脂にくどさが全く無い。ソーセージでここまで旨いと感じたのは初めてだ。地元産ポーク使用は伊達じゃない。軽く炙ったパンも、香ばしさと歯応えが絶妙にマッチしている。一つじゃ足りないかと思ったが、予想以上のボリュームで程よい満腹感。デザートはご当地キャラのスイーツ「のん〇―焼き」で締めくくる。メニューには「大〇ドック」なる、チーズやベーコンが載った最強のドックもあるらしい。再訪時はぜひ食したいと考えながら、道の駅を後にした。