コロナ禍での採用活動

兼ねてより深刻な人材不足の中、コロナ禍でさらに採用活動・人材確保への関心が高まっていることを感じております。

観光業など大きな影響をうけている業種や職種がある一方で、以前にも増して採用を活発に行う業種・職種もございます。また同業種でもあっても、採用チャンスと捉え、積極的な採用活動を展開されている職種もあり、ひとまとめに「〇〇業界は採用が止まった」とは言えないのが現状です。ただ、企業が生き残りをかけて新たな商機や営業戦略を図り、戦い方を大きく変えることで、働き方そのものの変化が急激に加速しています。

在宅ワークの導入や雇用形態に縛られないフリーランス、ＡＩ技術による機械化、働き方そのものを見直すワークシェアリングなど、働き方改革はコロナ禍で加速し、採用活動もまた従来と異なる採用方法の確立が急速に進んでいます。オンラインでの面談やお仕事説明会の開催、ＳＮＳやアプリ・動画配信サイトを活用した採用活動など、これからの人材採用に関しては、従来の仕組みや常識に囚われない考え方と、より柔軟な発想が求められることとなりそうです。

またＳＮＳはターゲットへの効率的な情報発信に加え、双方向にやりとりできるため、コミュニケーションの向上によるミスマッチ解消や採用スピードの向上にもメリットがある一方、匿名のアカウントによる発信や悪質な勧誘の発生、企業側の人事アカウントの運用課題など、企業側・求職者側共に新たな課題も多いと思います。働き方が変わり続ける中、なにより求人媒体そのものもが真価を問われる時代となりました。ライナーも紙面だけではなくウェブを通じて、クライアントの皆様のニーズにお応えできる新たな採用のプラットフォームを目指して進化し続けます。

広告部 原田