123食目 そば〇

某アニメで列車での戦いを見たせいなのか、久々にSLを見たいと思い立つ。SLの聖地と言えば、安平町。ドライブがてら、道の駅を目指すことにした。天気の良い週末、道の駅はけっこうな人出だ。ゴツゴツしたSLの雄姿を満喫していると、近くの見学客から「少し先に有名な蕎麦屋がある」という会話が聞こえてきた。試しにと車を走らせると、5分位で左手に大きな看板が見えてきた。それが今回の「そば〇」だ。

 周りには民家すら無い立地なのに、駐車場には車が20台くらい停まっている。期待を膨らませ暖簾をくぐると、既に何組かが順番待ち。左側を見るとガラス張りで、職人さんがそば打ちをしている。待っている際に飽きさせないパフォーマンスなのだろう。

席に案内されると、すぐに「もりそば」を注文。初めての蕎麦屋さんでは、蕎麦の香りを吟味するため「もり」と決めている。席に置いてあるポットには、蕎麦茶が入っていた。これは嬉しいサービスだ。10分ほどで、蕎麦が運ばれてきた。手打ちの細麺だが、弾力がありそうだ。まずつゆにはつけず、蕎麦だけを啜る。香りが強くコシのある、一番好きなタイプだ。続けてつゆにつけて啜る。出汁のしっかり効いたつゆと蕎麦が抜群にマッチしている。時には噛まずに喉越しを、時にはしっかり咀嚼をし、濃厚な香りを最後まで堪能した。〆は蕎麦湯を頂くのだが、この店の物は一味違う。なにせ粘り気があり、注ぎ口からゆっくりと出てくるイメージだ。コクと深みのある蕎麦湯で締めくくり、これで700円はかなりコスパが高い。一番人気は天ざるらしいので、次回はぜひ試してみたい。

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