老舗だって人気店だって、やるときゃや(ってくれ)る

先日4000号を迎えたライナーの3月26日号、いつもお世話になっているクライアント様にお祝いをしていただきたい!と実現した企画が、同日の広告特集「4000円のスペシャルプラン、作ってもらいました」です。

ある意味、私たちの自作自演ともいえるお祝い企画なので、14枠が完売したときは感動しました。よかったー!ライナーはさみしんぼじゃない!みなさんにかまっていただけてうれしい!なんて…。

最終的には、井泉さんのとんかつ食べ放題、オリーヴォさんの1か月通えるパスタランチ券、ヤキツヨさんの焼き鳥全種28本食べ比べなど、ユニークな顔ぶれが並びました。なかには2日と経たずに予定数を売り上げたプランもあるそうで、読者は普段にないプランを利用できてうれしい、お店はお客さんに来てもらってうれしい、私たちは紙面に花を添えていただいてうれしい、三方よしのいい企画だったな~。

なかには、えっこんなお遊び企画にも付き合ってくれるの!?という意外な老舗店もあって、私が担当させていただいたのが「お菓子のにちりん」さんです。普段は作っていない巨大ないちご大福と人気焼き菓子のセットを考えてくださいました。しかもその大福ときたら、真っ白なもち生地に、真っ赤ないちごの先端がちょこんと透けて…。ふたつ並べたら、どこからどうみてもおっぱい。驚く私の背後でスタッフさんたちは照れ笑いしていました(笑)。ありがたい紅白の見た目で、お祝いムードを高めてくださったんだと信じています。

この企画、「まぁ記念の号だしつきあうよ」、と言ってくださる方が多かったことに本当に感謝です。35年、4000号を経て、私たちが長い時間をかけて蓄えてきた財産は、やはり一人ひとり、たくさんのクライアント様です。時間をかけて築いてきた信頼関係と期待感があればこそ、「つきあうよ」のひと言につながったのだと思います。

これがお手元に届くころには新しい時代が始まっていますが、さて、私たちは今以上に素晴らしい財産を手にすることができるでしょうか。いま、信頼の意味を改めて考えています。

広告部 魚家

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