辛みと怖みをトッピング

辛い物が苦手です。スープカレー屋では2番を頼みます。赤辛鍋が好きですが、やっぱり3番が一番うまいと思います。むしろ1番でもいいかも。そのままでおいしいものを、なんでわざわざ辛くする必要があるのか。「ん~、辛~い!でも、全然イケる~」って・・・ご飯はイケるかイケないかではなく、美味しいかどうかでいいじゃないか。韓国アイドルにハマった奥さんが、時折辛そうなパッケージの袋麺を買ってきますが、毎回怖いもの見たさで一口もらっては、やめておけばよかったと後悔します。

怖いものといえば、最近は心霊系のYouTubeチャンネルにハマっています。心霊スポットと呼ばれる廃墟や廃屋、廃病院をカメラを持って探索するんですが、夜に一人でイヤホンをつけながら見ると、自分もそこにいるかのような臨場感が味わえます。ソファで毛布をかぶって夜中まで見て、怖くて寝室に行けずに朝までソファで過ごしたこともあります。なぜ平日に夜更かししてまでこんな思いをしなければならないのかと後悔しました。本物か作り物かの議論は一旦置いておいて、声聞こえるー!とか、顔映ってる!とかビビりながら見ている自分は、客観的に見るとさぞ滑稽でしょう。

辛みは旨みという議論は一旦置いておいて、共通して思うのは日常にはほどよい刺激が必要だということ。毎日代わり映えがなくてつまんないなあと思ったら、唐辛子や恐怖といったスパイスを加えてみてはいかがでしょうか。週2回のライナーも、誰かの日常にスパイスを与えられるように作っていきたいと思います。まずは“辛み特集”と“怖み特集”の企画書でも書いてみるか。僕にとってのほんとの恐怖「締切」も、もっと楽しみたいなあ~。
広告部 武山

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