136食目 ぶた〇ち
何気なくTVを見ていると、十勝の豚丼が紹介されていた。香ばしく焼かれた豚肉が無性に食べたくなり、翌日帯広へ向かった。その際地元の知人から奨められたのが、今回お邪魔した「ぶた〇ち」だ。
快晴の三国峠を走り、オープン直後の11時に店へ到着。20台ほど停められる駐車場だが、既に8割くらい埋まっている。慌てて車を入れて並ぶこと15分、店内へと案内された。ここは入口の券売機で会計を済ませるシステム。肉の種類がバラ・ロース・ヒレの3種で、バラとロースには「特上」の設定がある。量も特盛・大盛・普通盛・ハーフの4種から選べる。ミックスを選ぶと、バラとロースが楽しめるようだ。これにはかなり迷ってしまったが、初見なので「ミックスの通常・普通盛」で入門してみた。
食券を店員に渡し、待ちながら辺りを見渡す。すると目についたのが、追いダレの壺と飛騨山椒。味変や濃さもお好みで変えられるのは嬉しい。炭火焼なのに提供は約5分とかなり早い。大振りで厚めに切られたロースとバラ肉が3枚ずつ。まずはバラにかぶりつく。甘ダレと脂の甘み、炭の香りが最強のコンボだ。次はロースを一口。こちらは歯応えと上品な風味が絶品だ。ここで残り4枚中の2枚を味変。たっぷり山椒を振りかけ頬張る。舌や唇が強烈な刺激に狂喜乱舞。昔は苦手だった山椒だが、最近はこの痺れが癖になっている。最後の2枚には追いダレをたっぷりとかけ、白米と絡ませ一気に掻き込んだ。ほぼ満腹だが、やはり大盛以上が正解だった。再訪時はミックスの特上を特盛で頼むとメモし、デザートのため高〇まんじゅう屋へと走り出した。