「無知の恥より  マウントトークに物申す」

今年40の私には年齢や時代を言い訳にできそうな言葉の壁にぶつかることが増えています。数年前に無かった横文字や新語が会話の中に身を潜め、ストレスを感じています。ブラッシュアップってすぐわかりました?笑われても結構、無知の知です。

対策は万全「ブラッシュアップ」で検索、私にはスマホがあります。そうそう、スマホが聞きなれない時代もありましたね。スマフォって言ってました。その辺からガラケーって言葉も誕生したのかな。ガラバコス携帯?…ガラパゴスか。

横文字が溢れ、略語が日常に認可され、意味がわからず会話につまずく無知の恥だらけ。私はそんな少数被害者を代表します。「あなたの当たり前は私の当たり前ではない」。

「知らないなら自分で調べたら?」。もちろん調べますよ。だって知らない私が悪いのですから。しかし新語が量産されてから、話し手満足の会話が身近に多く感じるのは私だけではないはずです。

確かに便利な一面もありますが社内で当たり前に使っている言葉を、社外で使用する場合は少し注意しなければいけません。「話す」が目的ならそれでよいですが、相手の理解や同意を求めたいときは「伝える」が大切だと思うんですよね。

あなたの周りに、言葉の理解が追い付かず、取り残されている人はいませんか?「意味がわかりません」この一言はなかなか言えないものです。以前、情報を共有することは相手の理解を確認するまでと聞いたこともありますが納得。

何事も目まぐるしく変化する新時代。流行りの新語をわかりやすい日本語に置き換える工夫も、会話の厚みを持たせる「伝える」という技術だと思います。転職からのライナー5年目。最近やっと社内の会話についていけるようになった無知の遅のお話でした。
 「マウントトーク」伝わったでしょうか?
広告部 月居

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