145食目 シェ〇ターカフェ
連れにせがまれ、札幌で人気のカフェへ行くことになった。「シェ〇ターカフェ」がそのお店である。階段で地下に降り店の入口を開けると、既に5組が待っていた。並んでいるのは9割が女性。肩身の狭い思いをしながら、待つこと15分。店員さんに呼ばれ席へと案内された。店内の壁や天井には、所狭しとドライフラワーがディスプレイされている。お洒落過ぎて異世界のようだ。席についてメニュー表を見ると、パスタやパイ、ケーキなどを豊富に取り揃えている。まさしくカフェといった感じ。事前リサーチから気になっていた「ローストビーフ丼、サラダ・味噌汁付き」を注文。選べるソースは、自分は濃厚醤油、連れはさっぱりねぎ塩をチョイス。近隣の女子達のテーブルは、パスタやパイのセットが多いようだ。
少し待つと、サラダ・味噌汁・ローストビーフ丼の順に運ばれてきた。器も盛りも美しく、写真に収めたくなる。ガッツリ食べたい系男子には、少し物足りないだろうか。まずはサラダから食す。レタスに豆やコーン、クルトンなどが載って、食感が楽しい組み合わせ。お味も上品だ。次はローストビーフを一切れ。醤油タレがよく合い、牛肉の風味が活かされている。山ワサビのピリッとした辛みともマッチしている。次は中央に鎮座している温玉を割り、濃厚な黄身を全体に纏わせる。卵のまろやかさで、一気にご飯が加速する。連れと少しだけトレードしてみる。ねぎ塩タレも、ごま油の香りが食欲をそそる。女子向けの量かと思ったが、ほどよく満腹に。普段は味わえない、お洒落で優雅なお食事を堪能できた。この雰囲気、癖になりそうだ。