継続する挑戦を続けて21年
最近、みなさん何かに挑戦していますか?実は8月にライナーでは人の動きがありました。11年勤めた中堅スタッフが卒業し、それと同時に2人の新人スタッフが入ってきました。退職したスタッフも、新たに弊社に入社したスタッフも、これからの自分の人生を考え、挑戦し、行動した結果の動きだと思います。そんな彼女たちを間近で見ていて、ふと思ったんです。「自分は最近何かに挑戦しただろうか」と。
正直に申し上げますと、考えても考えても新たにチャレンジしたことが出てきませんでした(笑)。特に落ち込んだわけでもないのですが、妻と話している時にこのことを伝えると一言。「でもあなたには継続力があるじゃない。21年も一社に勤めているのってすごいことだよ」と言われたんです。確かに・・・自分と真逆のタイプで、フリーランスとして働く妻に言われたことだけに妙に腑に落ちたのと同時に、新たなチャレンジをすることが全てではなく、強みは人それぞれだと気がつきました。つい躍進する人に目が行きがちですが、私のように継続する挑戦をしている人も多くいると思います。スタッフとの出会いと別れを通して、自分の得意分野を見つけられた経験となりました。
継続と言えば、今年弊社は創刊から40年を迎えました。いつも見てくださる読者の方や、お世話になっている企業様に何かワクワクすること届けたいと久しぶりに自社イベントを企画。普段は直接関わることのできない方とお話することができ、とても有意義な時間となりました。
振り返ると、私はライナーの歴史の半分以上を共に過ごしてきたことになります。入社時とは、顔ぶれも人数も、会社の場所も変わりました。さて、50周年までの次の10年、どんな風に成長していくのか。継続した先にしか見えない世界を、私はこれからも会社の内側から見ていきたいと思います。新たに挑戦したいことが見つかるまでは。