160食目 ボリュー〇亭

夏の休暇を利用して、久々に稚内まで足を延ばした。その日本最北端の地に、ご夫婦で営む満腹必至の有名店がある。その名も「ボリュー〇亭」。

観光客以外にも地元客が多く訪れる、行列は避けられない人気店だ。開店時刻の少し前に着いたので、なんとか第一陣で入店できた。席についてメニューを見ると、カツやカレー、しょうが焼き等に目移りする。しかし事前調査で一番人気と聞いている、ハンバーグを選択。早速ホール担当の奥さまへ注文する。多少時間がかかる旨を告げられたが、厨房ではご主人が一人で切り盛りしているはずなので、それは承知の上である。スマホで漫画を読みながら待つこと20分。待望の料理が運ばれてきた。まずハンバーグの大きさに驚く。幅と厚さから推測するに、500gはあろうかという大きさだ。続いて置かれたライスの量も半端ない。合わせると1kg位になるのかもしれない。

まずはハンバーグを切り分ける。厚みのある塊は、それだけでも一苦労だ。早速大き目の一片にデミグラスソースを纏わせ口に運ぶ。肉汁とソースの味が融合し、絶妙な甘みと塩味が口の中に広がる。直ぐにライスを掻き込み喉で味わう。最高の瞬間だ。鉄板の上には、目玉焼き・ポテト・ナポリタン・インゲンと付け合わせも豊富。最後まで楽しめそうだ。肉~ライス~付け合わせと、幸福のルーティーンが続く。咀嚼をしながら他のお客さんの料理を横目で確認。どのメニューも量がすごい。さすがその名に違わぬボリュームだ。約15分で最後の一口を頬張り完食、腹十二分目の満腹感。旭川からかなり距離はあるが、絶対に再訪したい一店だ。

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