153食目 まん〇く弁当
小樽からの帰路の道中、ゆっくり寄り道する余裕はないが、空腹が限界を訴えてきた。そんな時に思い出したのが、「まん〇く弁当」だ。地下鉄麻生駅のほど近く、とにかく量が多いのが特徴で、目玉商品のほとんどが1キロ以上だという。デカ盛り好きとして一度は訪れてみたかった、お弁当店の聖地である。
店舗に到着すると、ビッグサイズ!の幟がはためいていた。店内に入ると、ワクワクするような光景が広がっている。1キロシリーズのオムライス、のり弁、チャーハン等、どれも魅力的すぎて迷う。今回はほぼ茶色しか見えない、肉がてんこ盛り状態の特製弁当1キロをチョイスした。大量のお米の上に、ハンバーグ・唐揚げ・ウィンナー・炭火焼鳥が所狭しと載っているのだ。レジに向かう時、持ち上げた重量感が半端ない。店内に飲食スペースは無いので、急いで車へ戻り移動を開始。店舗裏のパーキングは有料なので、最寄りの道の駅まで行こうと考えていた。しかし、芳醇な肉の香りの誘惑には勝てなかった。大きなスーパーに車を停め、お茶を買って食べ始めた。
バランス良く食すため、蓋におかずを移す。そして数の多い唐揚げから一口。程よいジューシーさでご飯が進む。次にハンバーグにかぶりつく。密度の濃い挽肉が絶妙な歯ごたえ。下に敷いてあるナポリタンも良いアクセントだ。間髪入れずウィンナーを口へ放り込みじっくり味わう。炭火の香り漂う焼鳥も、塩だれが絶妙にマッチして白米と合う。最高のルーティーンで、やや多すぎるかと思った米も難無く完食。次回はレジ横に置いてあった、超具沢山の2キロおにぎりに挑戦してみたい。