身体の仕組みを理解することで、効果も絶大に

僧帽筋上部・中部・下部に大円筋、広背筋上部・下部、脊柱起立筋。皆さんはこれがどこの筋肉かわかりますか?答えは全て背中の筋肉です。  昨年からのコロナ禍に、自宅でできる簡単なトレーニングやストレッチを専門家から教えてもらう「カラダに効く」というコーナーの取材や編集を担当しています。ですがこのコーナー、身体の動きをわかりやすく文字にして誰でも簡単に再現できるようにする、これが結構大変な作業です。

取材した内容を振り返り、自席で実際に身体をあれこれ動かしながら(変な奴だと思われている?!)執筆しています。そこで活きているのが数年前に一念発起して通い始めたジムでのトレーニングです。私は王道の「筋トレ」をやっているのですが、その過程でより効かせるためには対象の筋肉がどこで、どのように動かせば効果的かなどを考えるようになりました。  取材先の整骨院で「あぁ、それは僧帽筋の中部に効いているんですね」と問いかけた際に「まさかそんな言葉が出てくると思いませんでした!」と驚かれました。どの先生にお伺いしても、一生懸命やっているつもりでも、その運動がどの部位に効いているか、効かせたいかをしっかり意識しなければ効果は半減してしまうと話します。同じ「肩コリや腰痛」でも、それがどの部位のコリなのか、または炎症なのか、などを理解して、それに合わせた運動やストレッチができれば、改善の近道になるかもしれませんね。お家時間の有効な使い方の一つとして、「改めて自分の身体と向き合う」そんな有意義な時間になれば幸いです。
広告部 佐々木

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