湧き上がる興味そのままに、楽しみながら連載します

いつもお世話になっております。入社3年目。今年の3月で30歳に突入し、真っ黒だった髪に白髪が増えたり、ツルツルだった髭が濃くなってきたりと様々な変化を感じています。ここ数年、旭川という街にもいろいろな変化を感じることが多くなりました。特に気になるのは、古くからある小さなお店がひっそりと閉店していることです。

銭湯や洋食屋、喫茶店など味のあるお店が次々と・・・建物自体がなくなると、見慣れた景色だったはずなのに「あれ?ここなんだったっけ?」となることもしばしば。その度にほんのり湧いてくる悲しい気持ち。行ってみたかったなぁ~と、なんとなくモヤっとしたさみしさが原動力となり、5月から「昭和喫茶探訪」という月1の連載企画をスタートさせました(1回目は神田珈琲園さん、2回目はアラジン珈琲倶楽部さんを掲載)。

昭和から在る喫茶店を訪ね、お店の紹介を交えながら自分が感じたことを毎回ただただ書き連ねていくという、なんとも自分本位な内容。にも関わらず、見たよ!楽しみにしてるよ!という声もちらほらいただき、なんとも嬉しいかぎりです。お店の方と話していると、コーヒーや食事へのこだわり、内装や外観といった店舗自体へのこだわりなど、どのお店にも方向は違えどブレないこだわりがあります。あとは、みなさん気さくで人柄がいい!常連さんに長~く愛される理由や秘訣を、そんなところから感じています。

仕事というより楽しい趣味のようなノリで始まった連載ですが、取材を喜んでくださるお店や読んでくださる読者の方々にはありがたい気持ちでいっぱいです。これからも「自分が楽しいと思ったことをやる。なにごともエンジョイ」というこだわりを持って、連載を続けていければと思います。

(広告部 武山)

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