全盛期はいつも未来

9月に入社したプランナーの藤原です。現在27歳、妻と息子、3人仲良く比布町で暮らしています。元は比布町役場で6年間、町の広報活動に魂を注いでいましたが、ものづくり好きが高じて印刷会社に転職、約2年デザイナーとして流通広告の制作に明け暮れた後、縁あってライナーに入社いたしました。座右の銘は「全盛期はいつも未来」。この言葉を掲げるのには、あるエピソードがあります。

母親が「トシちゃん」こと田原俊彦の大ファンだったことから名付けられた私。歌にダンスに俳優、何でもこなすトップアイドル田原俊彦のように輝いてほしい―。しかし、母の願いから数年足らずでトシちゃんは芸能界の一線を退きます。表舞台から影を潜めるトシちゃん。私も学生時代、好きな女の子から「時代遅れな名前」とまでいわれ、母親を恨んだことも。ところが!社会人になり、私の俊彦人生に転機が。上司や地域の方々に「トシちゃん」の名前で覚えてもらえるようになったのです。トシをとり、幅広い世代と触れ合うと、私の「俊彦」は輝き出しました。

先月、私は札幌で本家トシちゃんのステージがあると聞きつけ、いざライブハウスへ。初の田原俊彦。御年58歳とはいえ、キレのあるダンスは今なお健在!会場は熱狂に包まれました。現在は全国のライブハウスを回って頑張るトシちゃん。厳しい芸能界を生き抜く、彼の力強い姿と言葉の端々からは、過去にすがらず、常に未来に向かって最高の自分とステージを目指す心。それが大切なのだと教えられました。そう、全盛期はいつも未来。たかが名前でも、新しいステージに上るだけで人は輝くのです。

と、いう訳で皆様と共に、どんな時代もあの手この手で全盛期を目指すライナーの藤原俊彦をよろしくお願いいたします。

(広告部 藤原)

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