130食目 食事処た〇はし


三つ子のライオンがお披露目されたと聞き、旭山動物園に足を運んだ。かなりの混雑だったが、愛らしい姿を目にすることができた。いつまでも見ていたくなる仕草の数々に、目尻は下がりっぱなし。短時間で場所を譲ったが、心の底から癒された。あいにくの空模様だが、このまま帰るのは寂しい。少し遠回りするくらいの気分でドライブを始めた。お昼も済ませてしまおうと、付近を検索。すると当麻町で大雪渓谷味豚を使った豚丼が人気だという「食事処た〇はし」を見つけ立ち寄った。

お昼のピークは過ぎていたので、すぐに入店できた。メニューが豊富で、豚カツや天丼など目移りする。しかし初志貫徹で豚丼850円に決定。肉大盛り+200円ごはん大盛り+100円で注文した。

提供まで約7分、料理が運ばれてきた。器の形がお洒落で、一見それほど大盛りに見えない。しかし持ち上げると、けっこうな重量だとわかる。まずは肉を一口。甘過ぎずコクのある絶妙なタレが、豚の旨味を抜群に活かしている。バラ肉だが脂身のバランスも良く、ご飯を大盛りにして大正解。深さのある丼は、予想以上に米が詰まっている。途中お奨めと書かれた山椒で味変を試すと、さわやかな刺激が肉の甘味を引き立てる。さらに添えられていた紅生姜も、1枚の肉にのせ一気に頬張る。程良い酸味で口の中をリセット、食欲が加速する。相当なボリュームだったが、結果5分で完食した。これだけ豚肉が旨いのなら、やはり豚カツも食べてみたい。唐揚げ定食や数量限定の海鮮丼もコスパが良さそうだ。当麻町は近いので、すぐに再訪してしまいそう。あとは体重と相談だ。

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