147食目 東方〇珠飯店

TVで大食い系の番組をやっていた。口の周りを脂まみれにしながら、デカい唐揚げに食らいつく様を見て、どうしても真似したくなった。そんなワードで探していると、SNSでバズっている「東方〇珠飯店」を見つけ、札幌へ出かける計画を立てた。

11時20分頃に到着したが、駐車場はびっしり満車。10分ほど待ち、ようやく車を停めて暖簾をくぐる。店内は予想以上に広く、すぐに席へと案内された。注文は狙い通り「鶏の唐揚げ定食」。揚げ物なので結構待たされるのかと思いきや、少しの待ち時間で運ばれてきた。人気メニューなので、常時揚げ続けているのだろう。目の前に置かれた定食の絵面は圧巻の一言。唐揚げ一つが拳ほどある大きさなのに、それが8個も載っているのだ。ライスも少なくはないのだが、唐揚げのシルエットが強烈過ぎて、おとなしく見える。サラダ・ザーサイ・スープに杏仁豆腐と、豪華なセットなのにランチタイムは1200円。コスパも相当高い。

まずは大口を開けて唐揚げにかぶりつく。外はカリっと中はジューシー、肉汁がしたたり落ちる。脂もクドさが無く、良質な鶏肉なのがわかる。程よいニンニク風味と相俟って、ライスがみるみる減っていく。無類の唐揚げ好きの自分としては、エンドレスで食べ続けられるはずだったが・・・。6個目を食べ終わる前にライスもなくなり、完全にギブアップ。その様子を見た店員さんが「お持ち帰り用の袋10円ですが要りますか?」と天の声。お言葉に甘え、残った2個は夜の晩酌のお供に決めた。他にも気になる中華系メニューが盛り沢山。何度も足を運んでしまう予感がする。

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