推しはなにいろ?
秋晴れさわやか、実りの季節。今月の紙面には、旭川以外の近隣のまちが発信するカラー広告が、ぐっと増えています。
ライナーの配布エリアは、旭川と近隣あわせて17市町(表の題字右を参照ください)。意外とひろい!スタッフの中には市外在住者もわりといて、これまでコツコツ取材を重ねてきた成果もあってか、最近は各地の自治体からお仕事をいただけるようになりました。
たとえば、愛別は茶色。深川は赤。富良野は紫。滝上はピンク。ものや人を色でイメージしてみること、ありませんか。市町村も同じように連想してみたら、愛別は名産キノコに引っ張られ、深川はリンゴに、富良野はラベンダーに、滝上は芝桜に…とわたしは単純(笑)。
アイヌゆかりの地・神居古潭では、毎年こたんまつりを開催していますが、今年もイベントは中止。けれど代わりのお楽しみとして、旭川産の果物を使ったスイーツやアイヌ料理を再現したメニューの食べ歩き、観光スポットを巡る「こたんラリー」を実施しています(10月17日まで)。アイヌのイメージは長年藍色でしたが、白老町のアイヌ文化施設ウポポイを訪ねてからは白に変わりました(そう、白老の白…)。
このまちにはこれがあるね、とその特色をぱっとイメージできる宣伝発信が私たちの仕事です。その色が色濃くなるように、もしくはその色が人それぞれ、多彩なまちも素敵です。これからもたくさんのまちと連携して、元気になるお手伝いができたらと思います。
(広告部 谷口)