こんな時代だから 「そこそこビジネス」のススメ
皆様、明けましておめでとうございます。2025年度を爽やかにスタートしたいところでしたが、のっけからムサ苦しい写真で大変失礼しました。
個人的な視点で昨年を振り返ると、とにかく「風邪」に悩まされた1年でした。もともと気管支の弱い私は、年間2~3回は風邪を引いてしまうのですが、2024年に限ってはおそらく10回くらい引いてしまい、殆どの時期を体調が不十分な状態で過ごした辛い1年でした。私の周りでも同様に何度も風邪で苦しんでいる方が多かった印象があり、長かった行動制限生活で基礎免疫力が落ちてしまったのかもしれませんね。
一昨年から行動制限は解除されましたが、私のように「さあこれから!」というタイミングで、物理的時間やコンディションに制限が掛かってしまう…。皆様にも少なからずそんな経験があるはずです。そこでご紹介したいのが「そこそこビジネス」です。
この理論は経営コンサルタントで税理士の岡本吏郎さんの著書「会社にお金が残らない本当の理由」で述べられています。端的にお伝えすると、様々な手法のうち、どれか一つを突き詰めるのではなく、複数の手法を満遍なく「そこそこ」の熱量で行ったほうが最終的な成果が大きくなる⋯というものです。例えば、Aという手法だけに100%の力を注ぐよりも、ABCDをそれぞれ25%ずつ行ったほうが、最終的な成果が大きくなるというもの。
これは金銭的な成果に限った話だけでなく、複数の事象を複眼で捉える大切さも含んでいます。会社の業績を伸ばすためには様々な手法があり、販売促進、顧客満足、業務効率、経費削減、就労環境など、「時間と労力は限られているが、やるべきことは目白押し」。そんな今の時代にこそ、このような多角的な考え方が必要なのではないでしょうか。
弊社でも一つ一つ無理をせずに、「トータルバランス」を大切にしていきたいと思いますが、もちろんクライアントの皆様には「情報発信のスペシャリスト」として、本年も120%の力で成果の最大化をお手伝いさせていただきますのでご安心ください。
株式会社ライナーネットワーク
代表取締役 社長 安井 拓人