披露宴ができない時代に、新郎新婦が選んだのは広告
つい先日、旭川出身の若いカップルがご結婚され、そのお知らせをフリーペーパー・ライナーに広告として載せたいとご依頼をいただきました。
一般の方の広告としては「猫が行方不明になりました」「事故のとき助けてくれた見知らぬ方へお礼」などがありますが、ご結婚報告は私の記憶の限り初めてのことです。
聞けば、コロナ禍のために披露宴をあきらめなくてはならず、友人知人に広く挨拶する手段としてライナーを思いついてくださったとのこと。パーティーができない今ならではの選択だったのです。
SNSなどで自ら発信が簡単にできるようになって久しいですが、第三者が運営する紙媒体に自分のメッセージや写真が掲載されるって、やっぱりちょっと格別ですよね。我々の事業の意義を再確認する機会になりました。
そして、この一つのお申込みをきっかけに社内は活気づき、いろいろなアイデアが沸いています。
「同じような思いをされている新婚さんが他にもいるはずだから特集にできないかな?」「この機にライナー広場をリニューアルしてはどうでしょう」「年賀状を辞める人が増えているけど、お正月に紙上年賀企画なんてどう?」。
紙媒体の可能性がまだまだ広がりそうな予感がします。ライナーには掲載基準があり、どんな内容でもOKというわけにはいきませんが、あなたも、自分なら何を発信したいか、何の企画があったらおもしろいか、妄想してみてくださいね。
くだんのメッセージ広告は、6月29日号のライナーに掲載となりました。あなたのお知り合いかもしれません。ぜひご自身で目にして、幸せのおすそ分けをいただいてください。
(広告部 高塚)