身近にいるあの人の誕生日、実はあなたと同じかもしれません

友人や知人の中に、自分と同じ誕生日の人はいますか?書こう書こうと思っていた瓦版も気がつけば締切日。文章を書くのはわりと好きな反面、世界の数学者も驚くほど数学が大の苦手なわたしですが、最近になって何を血迷ったのか確率に関するパラドックス(逆説)というものに興味を持ち始めました。この瓦版を書いているちょうど1週間後に誕生日を迎えるというのをこじつけに、「誕生日のパラドックス」という確率の小話をしようと思います。

冒頭の質問に話を戻します。例えば、従業員が10人の会社の中に、誕生日が同じである2人がいる確率は何%ぐらいだと想像しますか?直感でどうぞ。答えは約12%。恐らく想像した数字よりも大きいですよね。では従業員を40人にした場合はどうでしょうか?なんとその確率は約89%にまで上がります。同じ誕生日の組がいて当たり前ぐらいの確率です。意味不明ですね。でもしっかりと証明されています。ちなみに、分母が23人以上になると確率が50%を超え、分母を60人まで増やすと99・4%となるそうです。

誕生日=365通りに対しての10人または40人という感覚的なものも含んだ情報に惑わされ、不思議に感じる方が多いでしょう。直感ではまず答えられない数字です。

この問題を知らない人に、同じような質問をしてみてください。確率の世界では人間の直感がいかに当てにならないかというのがよくわかります。

一般的なパラドックスの意味は、「正しいと思われていることに反する(矛盾する)こと」「正しそうな前提から受け入れがたい結論がでること」であり、ビジネスシーンで起きることも珍しくありません。

自分が耳にした、眼にした情報を感覚だけで捉えず、圧倒的思考力で物事の本質を探れる人になりたいですね。

(広告部 角)

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