希望の花を咲かせる、挑戦の一年に

みなさま、新年明けましておめでとうございます。旧年中も格別のご高配を賜り、心より御礼申し上げます。

思い返せば昨年はロシアによるウクライナ侵攻を皮切りに、円安による物価高騰など、さまざまな波乱と衝撃に揺れる一年でした。

他方、新型コロナウイルス感染症による行動制限が緩和され、政府の旅行支援策やイベント応援策など、緩やかではありますが活気が戻り、アフターコロナの明るい兆しが見えつつあります。地域の魅力を発信するお手伝いをさせていただく弊社にとっても、たいへん喜ばしいことです。

昨年のご挨拶では、経済再生のためのリハビリの必要性を唱えさせていただきましたが、少しずつコロナ前の日常を取り戻していくであろうこれからの地域社会のなかで、我々に求められていることは何でしょうか。それは「挑戦」です。

市場経済は今なお疲弊し、人手不足も深刻。なかなか良いニュースに恵まれない現状のなかでも、希望の種はあちこちで芽吹いてきているのかもしれません。しかしそれをただ待っているだけでは、花はなかなか咲いてはくれません。まだまだ混乱に追われ、余裕もない。こんな状況だからこそ待つのではなく、自らより多くの種をまき、しっかりと水や栄養を与えながら育て、時には間引いて、新たな花をしっかり咲かせる必要があるのではないでしょうか。

一言で「挑戦」といっても、大きいものから小さいものまでさまざまです。会社規模でいえば起業することや、新規事業の立ち上げ、異業種への進出など、個人レベルでいえば健康維持のためにスポーツジムで運動を始めることなども立派な挑戦です。我々は、この地域社会で湧き上がる、そんな全ての挑戦やチャレンジする精神を全力で応援する会社でありたいと願っています。

また我々自身も、これまでの抑制せざるを得なかった状況から少しずつ脱却し、今だからこそできる新たなチャレンジに「エイヤッ!」と飛び込んでいくような一年にしたいと考えております。

本年もライナーは、人々のくらしや文化に根ざした地域経済の魅力を発信する情報基地として、微力ではありますが皆さまのお手伝いをさせていただけましたら幸いです。

代表取締役 安井 拓人

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