社長の息子が語る 企業採用と婚活の共通性
代表取締役・安井清吉の息子です。現在34歳。2年ほど前まで飲食店で勤務しておりましたが、結婚を期にライナーへ入社し、求人広告を担当しています。私は20代の頃から結婚願望が強かったものの自己アピールが苦手で、婚活の場ではたくさんの失敗を重ね、何度も恥をかいてきました。婚活の目的である「人生をより良くするためのパートナーを探す」という行為は、企業の求人活動での「自社の魅力を正しくアピールする」という点において、とても共通していると感じます。
お互いがロクに相手を知らないまま、限られた場所・時間で判断を下さなければならない。いかに効率よく自己アピールできるかが明暗を分けます。私が担当している企業の採用担当者様も、いざ企業PRとなると消極的になられてしまうことが少なくありません。長所を声高にアピールすることに躊躇する気持ちも理解できるのですが、この人材獲得競争の時代、積極的な企業アピールはとても大切です。求職者も婚活女子も、多くを語らない相手より自信を持ってアピールしてくる企業や男性に人気が集中します。
もちろん嘘はいけませんが、自分にとっては当たり前でも、求職者から見れば魅力的なアピールポイントが探せば何かしら見つかります。「ほぼ定時で帰れる」「おやつが出る」「トイレがキレイ」等々、オリジナリティーのある魅力を発信している企業様はやはり応募の反応が良い傾向にあります。職員やお客様に聞いてみることも有効な手段。それでも満足な応募が得られない時は、時代に合わせた企業自身の変化が求められているのかもしれません。
私は婚活のためにスマホを買い、LINEを覚え、弛んだ体を絞り、服装にも気を配りました。企業に置き換えれば業務工程や待遇の改革が該当するでしょうか。企業は人材次第で良くも悪くもなります。良い人材と巡り合うためにも、時代と環境に合わせた変化が時として必要でしょう。まだまだ未熟な私ですが、ライナーを利用していただける企業様の採用活動に少しでも寄与できるよう、邁進いたします。