消える旭川の花火・・。救うのはあなたです
旭川の夏のスタートを告げるお祭り「石狩川フェスティバル水祭」で、今年から花火の打ち上げが無くなってしまいました。この祭りは、あさひかわ商工会青年部が「川や水の大切さを知り、自然と触れ合ってほしい」と始めたものですが、例年行っていた夜間の催しをカットし、今年から親子で楽しめる昼のイベントに生まれ変わりました。開催にあたり、設営等にかかる会員の負担が多く、また担い手不足もあって、苦渋の決断となったようです。そして第30回を迎える来年で、イベントそのものが終了という決定も下されています。末広・永山地区の子供たちにとっては、身近な場所で上がる唯一の花火だったため、大変残念です。
一方、お盆に帰省する人たちや地域の子供たちの思い出づくりにと神楽地区の有志たちが立ち上げた花火大会「花火in KAGURA」は今年好天にも恵まれ、無事3000発の花火が夜空を彩りました。しかしこちらも、年々地元企業の協賛金が減少しているという事態に直面しています。
旭川に事業所を構える広告主の皆さま。景気が悪いから…、人手不足だから…と厳しい状況なのは重々承知ですが、そんな世相だからこそ、地域に住む子供たちのため、明るく活気づいた街づくりのため、旭川から花火の明かりが消えないよう、次年度以降はぜひ積極的に協力していただけたらと思います。私からもお願い申し上げます。
広告部 佐々木