最低に勇気をもらう

いやぁ寒い。しばれる日こそ、旭川ラーメンですね(人気投票の熱が冷めずにスミマセン)。そして熱々の甘酒も懐かしい。初詣に境内で湯気モクモクの甘酒をすすった時のあの旨さたるや・・。最近はメイドイン道北の甘酒がいろいろ出ていまして、先日われわれ編集部の独断でその味わいを座標化しちゃいました。さらり、どろり、さっぱり、こゆいの4項目を軸に、10種類の甘酒をひとさじすくってはじーっと見つめ、粘度を感じ、ひとくち含んでは舌触りと甘みの度合いを調べていきます。比べてみると驚くほど違いがあって、予想以上に四苦八苦。沢口靖子(科捜研の女)ばりの真剣さで試飲を繰り返すこと10回、20回、30回・・・うぅ気持ち悪い。どんなものも飲み過ぎはいけないですね。

極寒の中で飲む熱々の甘酒やコーヒーなど、あの幸福感はこの地ならではの快感だと思います。「最低気温記録、日本一は旭川のマイナス41度」。この話題を今朝もテレビが伝えていました。もう何年前の話だろうか。でも、ありがたいな~、このインパクトのある数字。コロナ禍で今さまざま最低に陥っている企業がたくさんあるでしょう。最低売上、最低出稿数などわが社も例外ではありません。相変わらず模索の日々が続きますが、このマイナス41を見るたびに思うんです。今こうして地域のウリに変わったけれど、当時はどんなに辛かったことだろうかと。この逆境をたくましく跳ね返して、いつかの強みに変えていけたらいいですね。

(広告部 谷口)

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