あなたはヒントの宝庫です
先日イオンのスーパーでレジ待ちをしていると、目の前の女性がチューブ入りの練乳だけを4本買っていきました。家庭用にしては多く、業務用にしては少ないような…果たして何に使ったのか、今でも気になっています。
同じころ読んだネット記事に、市場調査会社のインテージが公表した1月末までの「コロナ禍で売れた商品」ベスト30が載っていて、6位にこの練乳(練りミルク)が入っていました。巣ごもり特需でかき氷の消費が増えたから、と記事ではまとめていましたが…果たして??ランキングには意外な顔ぶれも多く、世の人たちが様々な商品の力を借りて、未曽有の事態に立ち向かっている様子がうかがえました。
いま、ライナーも様々な情報の力を借りて、この時代を生き抜くすべを模索しています。日々のニュースや新聞、雑誌からはもちろんですが、私たちが暮らす旭川を知るのには、やっぱりクライアントや読者の皆さん、家族や友人との会話にヒントが隠れています。近ごろはなにが注目されているのか、どんな困りごとがあるのかなど、タネを丁寧に拾って育て、広告特集や取材記事につなげています。
ただ、世の中の動きを読んで読者に響くものを伝えようという気持ちは、どんなときでも変わりません。紙面を作る私たちの現実は、埋まらない広告スペースと睨めっこ…みけんのしわが消えませんが(笑)、載ってた情報が役に立ったとか、読んでちょっと息抜きできたとか、どんなときでも読者に楽しみを作っていけたらいいなと思っています。これを読んで下さっているクライアントの皆さまも読者の一人。お会いできたらぜひ、楽しみを作る一員として、そして楽しむ側でもあるお気持ちで、たくさんお話しを聞かせてくださいね。
広告部 魚家