87食目 砂川の池〇商店

某雑誌にて、大盛り・激盛り・さらにその上まで設定がある海鮮丼を見つけた。居ても立っても居られず、砂川の池〇商店に足を運んだ。このお店は鮮魚店を営む店主が、リーズナブルにお腹一杯食べてほしいという想いでオープンした店らしい。その為、価格もかなり良心的。普通盛り880円でさえ安いのに、大盛りで50円、激盛りでも100円増しだという。デカ盛りを愛する私にとって、この上なく有難いお店だ。

オープンが11時なので、9時過ぎには旭川を出発。開店15分前に到着したが、既に3名の客が並んでいた。すぐさま列に並び、11時ちょうどに店内へ通された。中はカウンター席のみで、7名で満員になってしまう。無事席に着くと、気の良さそうな店主が応対してくれた。激盛りの量を尋ねると「丼にこのくらい酢飯が入ります」とジェスチャーで教えてくれた。私は即答で激盛りを注文。テイクアウトや予約分も並行して造るようで、慌ただしく準備をしている。

10分ほど待つと、店主の奥さんが笑顔で運んできてくれた。ハラペコだったが、まずは丼をまわし分析する。お米は2合と見た。具材はサーモン・タコ・マグロ・ホタテ・タマゴ・エビ・とびっこ・ソイと、コスパの高さに驚きを隠せない。早速、わさび醤油をまわしかけ、まずはサーモンから。脂が乗っていて、酢飯がみるみる減っていく。マグロは舌でとろけ、ホタテはほど良い弾力がたまらない。エビや白身の甘さも秀逸だ。最後に松前漬とタコで残ったご飯をいただき、あら汁を飲み干し完食。このクオリティならば、超激盛りでもいけそうだ。再訪が楽しみでならない。

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