安心な媒体をめざして
先日友人より、広告に惹かれて購入したコスメ用品で思ったような効果が出ずすぐ捨てたという話を聞き、人の身体はそう簡単には変わらないのでは?少なくとも使い続けることに意味があるのでは?と突っ込みたくなったのですが、こんなに純粋に広告を受け取る消費者もいるのだとあらためてハッとさせられました。近年、SNSや動画サイトを閲覧中に表示される広告でも過度な表現や演出が増えたように思います。僅かな時間で消費者の心を掴むために手を尽くされている姿勢には頭が下がりますが、その広告大丈夫?と疑ってしまうことも。そういった不安や誤解を招かないよう、弊紙でも他媒体と同様に掲載基準を設けています。
主に日本新聞協会が発行する広告表示の基礎知識や各種法規を参考に、必要に応じ行政官庁や公正競争規約の施行機関に意見を求め、弊紙独自に整えた基準です。これに則り、広告や折込チラシの全部が全部はご依頼の通りに制作・受注できないことがあります。最近の事例ですと、オリンピックの名を冠した商法や広告を行うことを公式スポンサー以外は認められていないため表現の修正をお願いし、政治や選挙に係わる広告や折込チラシは媒体として中立を守るために取引をお断りすることもありました。以前はご依頼をお受けした経緯もあるようですが、日々変化する情勢に対応するため、随時、判断基準を更新していますのでどうかご了承ください。
直近の更新では10月より最低賃金の改定が入り、特定(産業別)最低賃金の場合を除き、北海道は861円から889円に変わりました。深夜割増はこちらを基準に加算、1111円となります。求人広告をご出稿いただく際はお気を付けください。