ライナーのファンを増やしたい
「ライナーです」と挨拶すると、「毎回読んでるよ」「届くのがいつも待ち遠しい」などありがたい声をいろんな場面で頂きます。ライナーが家に届くという事が生活の一部になっていることを嬉しく思う反面、まだまだ潜在的にいるライナーを知らない人・知っているけど読まない人へ、何かアクションを起こせないかと前から考えていました。
その一歩が、6月から放映が始まったイオン西2Fのフードコートにあるデジタルサイネージ・映像広告です。未来のメイン読者となる学生さんにもライナーを読んで欲しいという思いもあり、幅広い年代・旭川近郊からの来店も多いこの場所でのPRを決めました。15秒のCMにどの要素をどう配置するか。詰め込みすぎず、伝えたいことを適量にまとめ上げる難しさ。チームで検討を重ね、私たちが強みとする内容をバランスよくシンプルに盛り込みました。ライナーの公式キャラクター「まみむ」の愛くるしい見た目と耳に残るフレーズが、ライナーを気に留めるきっかけや広がりにつながることを期待しています。
10年以上前の話ですが、私が入社した当時、近しい友人でライナーを読んでいる人はあまりいませんでした。「あー、何かそれらしいのあったかも」と(笑)。私も入社前はパラッと中身を見る程度で、欠かさずチェックする愛読者ではありませんでした。友人からたまたまライナーを見せてもらい、そこに載っていた募集広告に応募。私のきっかけは求人広告でした。関心事は人によって様々なので、何がきっかけになるかも分かりません。自宅へお届けしている=読んでくれている…と考えるのではなく、中を開いて読んでいただける努力をいろんな角度からチャレンジし、試したいと思っています。旭川駅構内の掲示、街頭放送も始めました。「そういえば最近ライナー見てないな」と気にかけたり、「家に戻ったら探してみよう」と思ってくれたら感謝!「欲しい情報が載っている」「ライナーを開けばワクワクすることに出会える」という期待を裏切らない紙面づくりと並行することで、ファンになってくれるものと信じます。
明年ライナーは創刊35年を迎えます。配布・設置エリア外でも公式サイト「ライナーウェブ」でバックナンバーも含めて閲覧もでき、紙とウェブ両方で読める時代になりました。環境があればどこでも読めるライナーもまだまだ周知不足。広告主のみなさんの思いを多くの方へお届けすることにも力を注いで参ります。
広告プランナー 川上